2017年01月28日
京田、いきなり振れてる!!
京田、いきなり振れてる!!
2017年1月28日 紙面から

フリー打撃をする京田。左は杉山(右)=北谷球場で(小沢徹撮影)
中日の合同自主トレが27日、沖縄・北谷球場でスタートした。ドラフト2位・京田陽太内野手(22)=日大=は、飛ばすことをテーマに、フリー打撃に取り組んだ。シュアな打撃を売りにするルーキーは、練習では強く振ることを意識するために、飛距離にもこだわる。また高橋周平内野手(23)もフリー打撃で順調な仕上がりをみせた。
突き抜けるような青い空に鋭い打球が映える。沖縄合同自主トレ初日、屋外フリー打撃で、京田の力強い振りがボールに伝わった。
36スイング目。振り抜かれた白球はライナーで伸び、右翼のポール際に吸い込まれた。「今の時期は強く振ることを目的にやっています」。東都大学リーグ1部では通算0本塁打。どちらかというと、シュアな打撃が売りの左打者だが、キャンプ序盤はあえて飛距離を意識するという。これには明確な目的がある。
「飛ぶということはしっかり振れているということなので。まずはガンガン飛ばしていきたい」。最初は強く振る感覚を養い、それからプロの変化に対応できるようにスイングの力感を変えていくプランだ。この日は40スイングでこの1本だけだったが「もっといけたと思う。明日以降どんどん放り込めるようにしっかり打ちたい」とテーマを絞って取り組む。
これも外野の間を抜くライナー量産のためだ。「二塁打や三塁打をたくさん打てる選手になりたい」。50メートル5秒9の俊足が最も生きる打球を追い求めている。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017012802000099.html