2017年01月28日
笠原、初ブルペン高評価
笠原、初ブルペン高評価
2017年1月28日 紙面から
ドラフト4位・笠原祥太郎投手(21)=新潟医療福祉大=が北谷球場で、ルーキー一番乗りでブルペンに入った。力ある球威に、視察に訪れた友利投手コーチは早くも高評価。力投型としてのアピールを期待した。
冬とは思えない陽気につられるように、177センチの体をめいっぱい躍動させる。初めて捕手を座らせ、変化球を交えて34球。田島、岡田、又吉らと並んでも動じない。「コントロールを意識して投げました」と抑え気味だったが、目を引きつけるには十分だった。
「パワーピッチャーだね。あのまま育ってほしい。どういうアピールしてくれるか楽しみ」。サングラス越しに、そう目を細めたのは友利投手コーチ。おっとりした見た目からは想像しにくい秘めたる馬力が披露されるのを心待ちにする。
起用に関しては「適性を見てから」と春季キャンプでじっくり観察する方針だが、左腕から繰り出す最速147キロの直球は何よりの魅力。まずは全力で投げられる中継ぎで試す可能性も十分にある。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017012802000097.html