2017年01月25日
周平、沖縄キャンプに5本指シューズ持参
周平、沖縄キャンプに5本指シューズ持参
2017年1月24日 紙面から

沖縄キャンプに持っていく室内トレーニング用の5本指シューズを手にする高橋=中日ドラゴンズ屋内練習場で(小沢徹撮影)
中日の高橋周平内野手(23)が23日、キャンプ地・沖縄に向けて発送した荷物の中に、秘密兵器があった。それは5本指に分かれた特殊なシューズ「ビブラム・ファイブ・フィンガーズ」。足の指が自由に動くことでトレーニング効果を高めるものだ。この日はナゴヤ球場隣接の屋内練習場で50分間のマシン打撃を行い、進化したボディーの感覚を確かめた。
慌ただしく運ばれていく大量のスーツケースが、球春の訪れを告げる。沖縄への荷物出し。高橋の荷物には特別なシューズがあった。イタリアのビブラム社が開発した5本指シューズ「ビブラム・ファイブ・フィンガーズ」だ。4日から行った大阪での自主トレで、同シューズを使っていた大島から勧められ、高橋も導入を決めた。
5本指ソックスは広くスポーツ界に普及しているが、5本指シューズは珍しい。指を独立して動かせることで、足底筋や足首、ふくらはぎの発達を促す。靴自体にクッション性がほとんどなく、はだしに近い感覚のため人間本来の姿勢に改善する効果があるという。
「せっかく鍛えるなら、足の裏の筋肉もやっていきたい。足全体を使ってやろうと」と、高橋は室内トレーニング時に使用。「ふくらはぎは筋肉痛になりましたね」とすぐに体が反応した。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017012402000098.html