2017年01月21日
柳、フォーク習得したい
柳、フォーク習得したい
2017年1月19日 紙面から

明るい表情で記者の質問に答える柳=ナゴヤ球場で(黒田淳一撮影)
中日ドラフト1位の柳裕也投手(22)=明大=が18日、将来的なフォークの習得に意欲を見せた。決して一筋縄ではいかないだろうプロ人生を見据え「投げられるなら投げてみたい」と準備も視野。冷静に自らの実力を見極めながら、新兵器の構想を練る。
現在の変化球はカーブに、スライダー、カット、チェンジアップ。「まずは自分のスタイルでいきます。すぐに持ち球を増やそうとは考えてない」と1年目は等身大で臨むが、現状維持は停滞にもなりかねない弱肉強食の世界。「壁にぶつかったり、何かを変えないといけなかったりするときに考えます」と思いを膨らます。
その候補のひとつがフォーク。大学でも挑戦した時期があるが「全然感覚がつかめないんですよね」と断念した。ただ、持ち前の制球力と打者のタイミングをはずすカーブに加え、空振りが取れる「落ちる系」の球があれば鬼に金棒。プロ生活でアンテナを張りながら習得へのヒントも探す。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017011902000102.html