2017年01月21日
福谷、春も2000球投げる
福谷、春も2000球投げる
2017年1月18日 紙面から

キャッチボールをする福谷=中日ドラゴンズ屋内練習場で(篠原麻希撮影)
中日・福谷浩司投手(26)が17日、昨秋の一部投手陣による沖縄キャンプに続き、春季キャンプでの「投げ込み王」にも意欲を見せた。
「今のところは昨年の秋(のキャンプ)みたいに投げようとは思っています」。地獄の秋だけで終わらせない。球春でも投げまくる。背番号24は静かに意気込んだ。
昨秋の沖縄キャンプでは、休養日を除く計23日間で2056球を投げた。完走した11人で断トツだった。春季キャンプは2月1日から26日までで、昨秋と同じ計23日間。昨年の春季キャンプの1軍北谷組では、若松が2177球で最多だった。目標値こそ明言しなかった福谷だが「体調とかも考えながら、しっかりとやっていきたい」と、秋春合わせて4000球超えを見据えている。
投げ込みを意識するのは当然、先発転向を視野に入れているからだ。守護神として期待された昨季は3度の2軍降格を味わうなど、41試合に登板して1勝2敗8セーブ、防御率4・05。力みの解消を目的に、秋季教育リーグではロングリリーフもこなした。森監督が先発転向を示唆しているだけに「今までに得た経験から、さらに上(の段階)を目指していかないといけない」と、さらなるステップアップをにらみオフを過ごしている。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017011802000108.html