2017年01月21日
吉見、福岡自主トレ
吉見、福岡自主トレ
2017年1月17日 紙面から

広大な茶畑を全力疾走す吉見(左)と岸本=福岡県八女市で(篠原麻希撮影)
中日・吉見一起投手(32)が16日、福岡・久留米市野球場などでの自主トレを公開し、今季初の投球練習を行った。順調な調整ぶりに、最盛期を知る鴻江寿治トレーナー(50)から「体もフォームも故障前に戻った。15勝いける」と太鼓判を押された。
この日、福岡拠点の自主トレをスタートした吉見。恒例となっている八女市内の茶畑を走った後は、久留米市野球場に移動。マウンドから捕手を座らせ、24球。一球一球丁寧に投げ込んだ。
「ことしはこれでいこうという形はできている。いろいろ試しながらできている」。ここまで右肘の不安もなく順調に調整を進めている吉見の表情は明るかった。それ以上にウキウキしていたのは、吉見を指導する鴻江トレーナーだ。「今年は勝ちますよ。チーム事情にもよるけど、15勝は狙える」。スーパーエースだった時代を知っているからこそ、今の状態が分かる。2人が出会ったのは2009年。5年連続2桁勝利をはじめ、最多勝や最優秀防御率のタイトル獲得など、ともに栄光の礎を築いてきた。誰よりも背番号19のことを知る鴻江トレーナーはその根拠を説明した。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017011702000099.html