2017年01月17日
森監督、ガチンコキャンプ宣言
森監督、ガチンコキャンプ宣言
2017年1月16日 紙面から

選手会合同自主トレを見に来た森監督=中日ドラゴンズ屋内練習場で
特別扱いなしのガチンコキャンプだ。中日は15日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」でスタッフ会議を開き、2月の春季キャンプの1軍と2軍の振り分けや日程などを話し合った。森繁和監督(62)は1軍スタートが内定している岩瀬、森野のベテラン勢に対しても特権は与えない考えを強調した。
竜再建の土台は厳しさの中で完成する。約2時間のスタッフ会議を終えた森監督は勝負師の目をギラリ。「(これから)ケガ、風邪、インフルエンザもある。直前で変わるかもしれない」と、確定事項ではないことを前置きした上で1軍と2軍の振り分けについて取材陣の質問に応じた。
ルーキー勢では当初の予定通り、柳(明大)、京田(日大)、笠原(新潟医療福祉大)、丸山(東海大)の大卒カルテットが1軍スタート。そして、事前に意向を確認していた面々についても「荒木は下(2軍)、森野は上(1軍)、岩瀬は上、浅尾は下」と公言した。いずれも各自と話し合い、意見を尊重した結果だ。ただ、この配慮は厳しさと表裏一体でもある。
指揮官が例として挙げたのは、森野とのやりとりだ。「自分が上にいきたいというのだから、いかせる。ただ、『上に来る以上は上(の練習メニュー)に従ってもらう』と言ってある。本人もその覚悟であれだけ練習してきている。それは認めるよ」
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017011602000098.html