2017年01月08日
森監督、投手陣再建は「吉見がカギ」
森監督、投手陣再建は「吉見がカギ」
2017年1月8日 紙面から

ドラゴンズ応援番組「ドラHOT+」に出演し今季の意気込みを話す森監督=名古屋市東区の東海テレビで(黒田淳一撮影)
投手王国再建のキーマンは吉見だ! 中日・森繁和監督(62)が7日、東海テレビのドラゴンズ応援番組「ドラHOT+(プラス)」に出演し、投手陣のカギを握る男として吉見一起投手(32)を指名した。一方、岡田俊哉投手(25)は愛知県日進市で行われたトークショーに出演し、3月7日に始まるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場に向けて猛アピールすることを誓った。
指揮官の口調が瞬時、熱を帯びた。監督として迎える初めての新年。この日が“仕事始め”となった森監督は、投手陣再建のキーマンとして吉見を挙げた。その真意は-。「勝ち星とかではなく、投手陣をまとめて、引っ張ってくれる存在じゃないと困る」
2015年10月に自身通算5度目の右肘手術を受け、復調途上の昨季は100球前後に球数を制限する中で21試合に先発。投球回は4年ぶりに130イニングに到達し、6勝をマークした。完全復活の階段を着実に上がる右腕に対し、指揮官は「今年にかけているだろう」と熱い期待を口にした。
この日の出演では番組から先発候補8人が提示され、それぞれに対する新監督の「期待値」が公表された。吉見には倍増の「12勝」。精神的支柱が5年ぶりの2桁勝利を挙げることで生じる波及効果は計り知れない。
脳内ソロバンが次々と数字をはじき出す。大野は12勝、若松が10勝、小熊には8勝。小笠原、ジョーダン、バルデスは7勝ずつ。3勝の伊藤を合わせ、この8人で66勝。昨季から26勝の上積みになる(48敗)。机上とはいえ、借金24が消え、2つの貯金が生み出される計算だ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017010802000092.html
2017年1月8日 紙面から

ドラゴンズ応援番組「ドラHOT+」に出演し今季の意気込みを話す森監督=名古屋市東区の東海テレビで(黒田淳一撮影)
投手王国再建のキーマンは吉見だ! 中日・森繁和監督(62)が7日、東海テレビのドラゴンズ応援番組「ドラHOT+(プラス)」に出演し、投手陣のカギを握る男として吉見一起投手(32)を指名した。一方、岡田俊哉投手(25)は愛知県日進市で行われたトークショーに出演し、3月7日に始まるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場に向けて猛アピールすることを誓った。
指揮官の口調が瞬時、熱を帯びた。監督として迎える初めての新年。この日が“仕事始め”となった森監督は、投手陣再建のキーマンとして吉見を挙げた。その真意は-。「勝ち星とかではなく、投手陣をまとめて、引っ張ってくれる存在じゃないと困る」
2015年10月に自身通算5度目の右肘手術を受け、復調途上の昨季は100球前後に球数を制限する中で21試合に先発。投球回は4年ぶりに130イニングに到達し、6勝をマークした。完全復活の階段を着実に上がる右腕に対し、指揮官は「今年にかけているだろう」と熱い期待を口にした。
この日の出演では番組から先発候補8人が提示され、それぞれに対する新監督の「期待値」が公表された。吉見には倍増の「12勝」。精神的支柱が5年ぶりの2桁勝利を挙げることで生じる波及効果は計り知れない。
脳内ソロバンが次々と数字をはじき出す。大野は12勝、若松が10勝、小熊には8勝。小笠原、ジョーダン、バルデスは7勝ずつ。3勝の伊藤を合わせ、この8人で66勝。昨季から26勝の上積みになる(48敗)。机上とはいえ、借金24が消え、2つの貯金が生み出される計算だ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017010802000092.html