2017年01月03日
吉見、エース復権
吉見、エース復権
2017年1月3日 紙面から

地元の中学校の校庭で自主トレする吉見=大阪府吹田市の山田中で(横田信哉撮影)
中日・吉見一起投手(32)が2日、大阪府吹田市内で始動した。昨季、チーム最長イニングを投げた右腕は「(今年は)軸になる」と宣言。エース復権を1年の目標に定めた。
誰もいないグラウンドで、吉見が気持ちよさそうに白球を投げた。スパイクを履き、その距離は50メートル超。「ボールも投げられたし、体もしっかり動かせて良いスタートが切れた」。双子の弟、太佑さんが勤務する中学校のグラウンドから、新たなシーズンへの扉を開いた。
ちょうど1年前は癒着した右肘の神経を剥がす手術のリハビリが終わったころだった。「投げては張るの繰り返しだったけど、今年は不安はない」。昨季は離脱することなく131イニング1/3を投げられたことも自信につながっている。だからこそ、今季のテーマを問われると目の色が変わった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201701/CK2017010302000087.html