2016年12月31日
竜、来秋ドラフト1位は清宮!!
竜、来秋ドラフト1位は清宮!!
2016年12月31日 紙面から

竜が来年のドラフト1位指名最有力候補としてリストアップした早実の清宮
中日が来秋のドラフト会議での1位指名最有力候補として、早実・清宮幸太郎内野手(17)をリストアップした。早くも競合が確実視されているドラフト最大の目玉。新生ドラゴンズは密着マークしていく。
“恋人”が清宮なら、来年のことを話しても鬼は笑わない。来秋ドラフト戦略の骨格である、1位候補の最上位が固まった。ターゲットは高校球界ナンバーワンスラッガー。早実・清宮に競合覚悟で挑む。
「ナゴヤドームで30発打てる素材だと思います。バッティングを見た印象では、(日本ハム)中田以来の衝撃を受けた。指名すれば競合になるでしょうけど、それでも指名したくなる選手。何より、ファンがナゴヤドームに行きたくなる選手だと思っています」。中田スカウト部長は、こう力説した。
甲子園を湧かせたプレーヤーとの比較はどうか。「清原、松井とはタイプが違う。三者三様やね。清宮はストライクを確実にとらえる能力が高い」という。清原はパワーと技術を兼ね備えていた。松井は圧倒的なパワーの持ち主。身長184センチ、体重100キロの清宮は「パワーはもちろん、どっしりとした下半身があって、選球眼がいい。ボール球を振らない。空振りが少ないね」と評価。好球必打。目を見張る技術があるという。
中田との比較では「スイングの柔らかさは清宮の方が上やろうね」と断言した。正津スカウトを担当として置くことも決まっており、年明けの始動から張り付く。出場が確実視されている来春のセンバツも、もちろん徹底マークする方針だ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201612/CK2016123102000079.html