2016年12月29日
160キロ級右腕・ロンドン獲得へ
160キロ級右腕・ロンドン獲得へ
2016年12月28日 紙面から

中日が新外国人選手として、今季パイレーツに所属していたベネズエラ出身のホルヘ・ロンドン投手(28)=185センチ、98キロ、右投げ右打ち=を獲得することが27日、濃厚になった。ロンドンは160キロ近い速球とスライダーが武器で先発、リリーフどちらもできる右腕。同じくベネズエラ人で新守護神候補のエルビス・アラウホ投手(25)=200センチ、125キロ、左投げ左打ち=に続く獲得で投手王国再建に向けた戦力補強がまた一歩進んだ。また、今季6勝を挙げながら自由契約となっていたジョーダン・ノルベルト投手(30)と再契約する方針だ。
投手王国再建へ、新守護神候補の次は先発もできる右腕の獲得が間近になった。アラウホと同じ、ベネズエラ人のロンドンだ。アラウホに続く投手の補強を目指して、国際渉外担当を兼ねる友利投手コーチがメジャーの編成担当の集う米国のウインターミーティングなどでリストアップしていた。
ロンドンは160キロ近い速球と、キレ味鋭いスライダーを武器にする。2014年にカージナルスで初めてメジャーに昇格したが、1試合のみの登板に終わった。16年までの3年間で、カージナルス、ロッキーズ、オリオールズ、パイレーツと4球団を渡り歩いた。その間、計13試合で19イニングを投げて0勝1敗、防御率13・26。メジャーの舞台で結果を残せなかったが、16年は3Aで43試合に投げて6勝4敗、12セーブ、防御率2・67とまずまずの成績を残した。マイナーでは通算387試合に投げている。メジャーでの登板はリリーフのみだが、マイナーでは41試合に先発という実績も持つ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201612/CK2016122802000108.html