2016年12月28日
周平、8キロ減量成功!!
周平、8キロ減量成功!!
2016年12月26日 紙面から

ファンの前で、子どもと一緒にきねで餅をつく高橋=名古屋市熱田区の名古屋学院大で(篠原麻希撮影)
中日・高橋周平内野手(22)が8キロの減量に成功したことを明かした。このオフは肉中心の食生活から魚を主とした和食にシフト。シーズン中の95キロから87キロに体を絞った。本格的に始めたウエートトレの成果もあり「崖っぷち」と語る2017年シーズンを戦うためのボディーが完成に向かいつつある。
シュッとした顔つきが来季への決意表明だ。もともと食べた分だけすぐに体重に出るタイプ。だが、来季はもう6年目。「このままだと終わってしまう。崖っぷちっていう意識はあります」。定位置を確かなものにしなければ、ジ・エンド-。その強い覚悟は、行動となって表れた。
「オフに太りやすい」という課題と「キレの良い体」という理想から食事を変えてみた。これまでは食べたいものを食べたいだけ、という自由気ままスタイル。しかも焼き肉を筆頭に、完全に肉中心だった。脂身たっぷりの肉をありったけの米とともにかき込む。野球選手の定番ともいえる食生活を突き進んでいた。
「まずは腹八分目を意識しました。それから和食中心を心掛けるようにしています。もともと魚も好きだし。海の幸多めですね」。コッテリ、ズッシリからあっさり、軽めに。この変化は体にも如実に出ている。
シーズン中に95キロあった体重は現在87キロに。超ハードだった秋季キャンプ直後は90キロ。そこからさらに3キロ絞れたことになる。自らおなかをつまみ「ツマめるところが減った。皮って感じになってきた」と笑顔を見せた。
体重は減ったが、持ち前のパワーや飛距離を落とすわけにはいかない。今オフからウエートトレにも本格的に取り組んでいる。「1年間、体がもつようにまだまだ鍛えないといけない。オフにしかできないことをしっかりやりたい」。今年は開幕から好調だったが、4月末に右手有鉤(ゆうこう)骨を折り、戦線を離脱した。アクシデントに近い故障ではあったが、「ケガしたら何の意味もない」と今でも悔しさは消えない。強い体づくりは、ケガ予防の意味合いも強い。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201612/CK2016122602000097.html