2016年12月23日
森野覚悟 地獄キャンプ
森野覚悟 地獄キャンプ
2016年12月22日 紙面から

病院を慰問し、子どもたちと触れ合う森野=名古屋市立大病院で(金田好弘撮影)
中日・森野将彦内野手(38)が21日、森監督体制で臨む1年目の春季キャンプが地獄になることを予言した。落合政権時代に主力に成長したベテランは「もっと怖い練習をするかも…」と早くも身震い。この日は名市大病院を慰問。入院する子どもたちから逆に元気をもらい、その地獄に備える。
落合政権時代に汗と泥にまみれてレギュラーを奪った男が、来春のキャンプでそれ以上の練習量を覚悟した。
「森さんの方がやるんじゃないかな。もっと怖い練習すると思うよ」。「森さんの方が」と比較して振り返ったのが、黄金期を築いた落合政権。2005年の秋季キャンプでは、ノックを受け続け脱水症状と酸欠で失神寸前に。「監督に『もういいぞ』って言わせようとしたんだけどね、ダメだった」。今でこそ笑えるが、当時は救急車を手配される直前まで追い込まれ、それがレギュラー奪取の礎となった。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201612/CK2016122202000118.html