2016年12月21日
小川、1月グアム自主トレ
小川、1月グアム自主トレ
2016年12月20日 紙面から

軽いトレーニングを終えて来年1月のグアム自主トレについて語る小川=ナゴヤ球場で(川本光憲撮影)
中日・小川龍也投手(25)が19日、今年1月のグアム自主トレに続いて、ソフトバンクから巨人にFA移籍した森福からのアドバイスを熱望した。1年間1軍で投げ抜くため、同じサイドスロー左腕から成功のヒント第2弾をつかむ。支配下契約を勝ち取った三ツ間卓也投手(24)は、吉見のアドバイスをもとにした脱・貧乏性を宣言した。
小川と巨人・森福の2人の左のサイドリリーバー。小川は今年1月のグアム自主トレで、元中日のソフトバンク・中田のつてをたどり、話を聞く機会を得た。来年も、もう1度尋ねてみたい。
「今回は距離によるキャッチボールの違いを聞きたい」
今年は3カ条を伝授された。リリースポイントを見づらくするために右肩を閉じる、右打者への内角を攻める、シュート回転への注意。先輩サイドスロー左腕のアドバイスを胸に小川は今季、プロ最多の44試合に投げて1勝1敗、9ホールド、防御率2・27をマーク。飛躍のシーズンになった。
その時にキャッチボールの極意も聞いた。だが、小川は「さっぱり分からなかった」と振り返る。森福は遠投になるとオーバースロー気味になる。
変幻キャッチボールの意図とは-。森福から第2の秘訣(ひけつ)を聞き出せれば、今季以上に成績を残せると小川は考える。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201612/CK2016122002000111.html