2016年12月21日
竜6戦士帰国
竜6戦士帰国
2016年12月20日 紙面から

台湾名物のタピオカミルクティーで乾杯するドラゴンズ若手6人衆=台中市内で(小西亮撮影)
【台中(台湾)小西亮】台湾の冬季リーグ「アジアウインターベースボールリーグ」で、NPBウエスタン選抜の一員として優勝した中日の若手6選手が19日、帰国した。同行した嶋村、英智両コーチは、収穫の多かった遠征を総括。プロ2年目を迎える石岡諒太内野手(24)は、走攻守で成長を実感し「新型一塁手」として、1軍デビューを目指す。
彼らだけに許された「フライングスタート」。オフ真っただ中に得た実戦機会は何を意味するのか。「他の選手より一歩リードしたのは確か。来季に向けていろいろ試し、使えるかどうかの判断もできたと思う」。台湾での戦いを見守った嶋村打撃コーチは言う。
技術的、精神的に得たアドバンテージはそれぞれ。結果として顕著だったのが溝脇だった。大きな波もなく快音を重ね、打率3割5分超。一時的な好調でなく、10月の秋季教育リーグから継続する。守備が安定してきた一方で打撃は課題だったが、1軍定着への足掛かりは築いた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201612/CK2016122002000112.html