2016年12月13日
藤嶋、かみ合わせ改善で気合の投球磨く
藤嶋、かみ合わせ改善で気合の投球磨く
2016年12月12日 紙面から

抜歯した口腔内を見せる藤嶋=名古屋市中川区の昇竜館で(篠原麻希撮影)
ファンのむちゃぶりに快く応える18歳のろれつが、どことなく回らない…。ナゴヤ球場屋内練習場で初めてファンと交流した歓迎会。質問コーナーで流行語大賞にもノミネートされたお笑い芸人・ピコ太郎の「PPAP」をリクエストされた藤嶋は、意を決して立ち上がった。しかし「アイハブアペーン♪ アイハブアペーン♪」と言い間違える痛恨ミス。ファンの爆笑のなか、赤面でやり直すことになった。
その一因となったかもしれないのが、名古屋市内の歯科で1週間ほど前から始めた歯の矯正だった。なんと上下左右の親知らず4本、そして上下左右の4番、計8本の歯を1日で抜いた。「僕は歯を治したとしても、見栄えは別に…」。そう報道陣を笑わせたが、目的はもちろんかみ合わせの改善だ。「歯並びがすごく悪くて、トレーナーさんに矯正した方が力が出ると聞いて」。そう説明した藤嶋。現在は上顎にワイヤ金具を着けているが、年明けには下顎にも装着予定。矯正終了まで約2年を要する大工事だ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201612/CK2016121202000005.html