2016年12月07日
岸本、1軍定着へSFF磨き
岸本、1軍定着へSFF磨き
2016年12月7日 紙面から

ノックのボールをネットに向かって投げる岸本(黒田淳一撮影)(左)(下)スプリット・フィンガード・ファストボールの握り
育成契約から支配下登録を勝ち取った中日・岸本淳希投手(20)が、来季1軍生き残りのため、スプリット・フィンガード・ファストボール(SFF)に磨きをかける。支配下登録選手になったからこそ、岸本はレベルアップの必要性を感じていた。「落ちるボールを持っていなかった。来季はそういう変化球を決め球に使いたいですね」と岸本。
実はシーズン中から挑戦を始めていた。スライダー、カーブ、シンカーの変化球を持つ岸本は、以前から落ちる決め球の習得のプランは持っていた。4月に四国アイランドリーグPlus香川に派遣され、6月から1カ月間経験した同リーグ選抜として北米遠征でも試投。握りを先輩に聞いたわけでもなく、動画も参考にしていない。「持ちやすい投げ方でやっている」。自己流で学んだ新球を今季の実戦で試し続けてきた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201612/CK2016120702000107.html