2016年12月02日
新外国人・ゲレロ獲得へ ドジャースで昨季11発
新外国人・ゲレロ獲得へ ドジャースで昨季11発
2016年11月26日 紙面から
中日が、メジャー通算11本塁打でドジャースからフリーエージェント(FA)となっているアレックス・ゲレロ外野手(30)と近く正式契約する。ゲレロはキューバ出身の右打者で、内外野を守れるユーティリティープレーヤー。キューバ・リーグや国際大会でも実績を残した強打者への期待は大きい。低迷脱出の切り札になってくれ!
最下位からの巻き返しを託されるのは、キューバ出身のユーティリティープレーヤーだ。
ゲレロは2013年に亡命するまでキューバの国内リーグで8季プレーし、通算102本塁打。3割台の打率も3度マークした。キューバのナショナルチームでは内野手として、12年の国際大会で金メダル獲得に貢献している。
今季は左膝を痛めて開幕は故障者リスト入り。マイナーでプレーしていたが、竜再建の切り札として白羽の矢が立った。今季22本塁打のビシエドと同じキューバ出身ということもあり、カリビアンコンビとして相乗効果も期待できそうだ。
指揮官の宣言通りの補強となった。10月30日に森監督が新外国人獲得のために成田空港を出発した際、「野手はサード、ファースト、外野と幅広く考えていく。大砲とか左右にこだわりはない。守れることが大事」と語っている。
FA権を持っていた大島と平田の残留が決定。野手の補強ポイントは左翼と、今季は固定できなかった三塁に絞られていた。どちらも守ることができるゲレロが加入すれば、かゆいところに一気に手が届く。さらに、定位置獲得を目指す福田や高橋にも大きな刺激を与えることができる。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016112602000109.html