2016年12月01日
近藤、年下・吉田正に弟子入り志願
近藤、年下・吉田正に弟子入り志願
2016年11月24日 紙面から

台湾への出発を前に、ポーズを決めて気合を見せる若竜たち(左から近藤、加藤、鈴木、石岡、溝脇)=中部国際空港で(篠原麻希撮影)
台湾(台中市)で25日に開幕する冬季リーグ「アジアウインターベースボールリーグ」にNPBウエスタン選抜として参加する中日の6選手が23日、中部国際空港から現地入りした。近藤弘基外野手(23)は、チームメートとして一緒に戦う年下への弟子入りを計画。今季ルーキーながら2桁本塁打を放ったオリックス・吉田正尚外野手(23)から打撃論を学ぶ。ほかの5選手は野村亮介(23)、鈴木翔太(21)の両投手、加藤匠馬捕手(24)、石岡諒太(24)、溝脇隼人(22)の両内野手。
学びを得る相手は、年上だけとは限らない。他球団の選手と交流する絶好の機会。「右と左で違いますが、どうゆう感覚で打っているのか聞いてみたいんです」。異国へと旅立つ前の空港ロビー。近藤がそう言って名前を挙げたのが、1学年後輩の同じ外野手だった。
吉田正は今季63試合で打率2割9分、10本塁打、34打点。故障離脱はあったものの、大器の片りんを示した。青学大時代から注目していた近藤は「とにかくスイングスピードが速いなって」。これまで接点はほとんどなかったが、今回チームメートとなり、ゆっくり会話する機会ができた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016112402000107.html