2016年11月18日
野村、11日ぶり投球練習 球の力強さアップ
野村、11日ぶり投球練習 球の力強さアップ
2016年11月16日 紙面から

ブルペンで投げ込む野村=北谷球場で(小沢徹撮影)
中日・野村亮介投手(23)が15日、10日間に及んだブルペン投球封印の効果を見せた。沖縄・北谷球場での秋季キャンプ当初からフォームが安定せず、5日以降は特別メニューで下半身を使って投げる意識を徹底。最終の第4クールが始まったこの日に投球練習を再開すると、力のある球を見せ、首脳陣をうなずかせた。
急がば回れだ。1球、1球、投球フォームを確認しながら、野村が腕を振る。捕手を立たせた状態で、約30分かけて直球のみ73球。「やろうとしていることに、少しずつ近づいてはいます」と一定の手応えを感じる。
付きっきりだった友利投手コーチが指摘するのは3点。(1)左足を上げた際に頭と軸足の右足を一直線に(2)ゆっくり軸足で粘りに粘って体重移動(3)投げる瞬間に右の腰を回しきる-。時には「上半身を忘れろ」との指摘も。その3点がかみ合い、威力ある球が走ると「OK」のサインが出た。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016111602000096.html