2016年11月06日
バントの極意はオープンスタンス
バントの極意はオープンスタンス
2016年11月5日 紙面から

オープンスタンスでバント練習する伊藤ら投手陣=北谷球場で(黒田淳一撮影)
沖縄組にも「土井イズム」の徹底だ。中日の一部投手陣による沖縄・北谷での秋季キャンプに新しい練習メニューが加わった。4日は犠打が必要になるケースを想定した実戦形式の練習「バントゲーム」を導入。「小技の徹底」を掲げる土井打撃コーチからの指令をもとに、投手陣のバントフォーム矯正に取り組んだ。また、福敬登投手(24)はブルペンで無駄な力を取り除いた「7割投法」に挑戦した。
投内連係を終えた11人が投手役、打者役、走者役に分かれる。沖縄キャンプで初めての試みとなる、実戦を意識した約30分間のバント練習だ。
無死一塁、無死一、二塁、無死二塁の3パターンを想定し、投手役の選手が投げた球に対して打者役の選手が送りバントをするというもの。投手役の鈴木、野村、福、三ツ間を除く7人が2、3度ずつ打席に入った。
新メニューの追加は「小技の徹底」を掲げる土井打撃コーチの指令だった。友利投手コーチは「土井さんから森監督を通じて連絡があった。形もリクエストされた」と説明。選手には、投手と正対する「オープンスタンス」を徹底させた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016110502000121.html