2016年11月06日
チェンが来た!! 慎之介に金言
チェンが来た!! 慎之介に金言
2016年11月4日 紙面から

岡田(左)を激励する元中日でマーリンズのチェン=ナゴヤ球場で(谷沢昇司撮影)
2011年まで中日に在籍し、現在はイチローと同じ米大リーグのマーリンズに所属するチェン・ウェイン投手(31)が3日、3年ぶりにナゴヤ球場を訪れ、秋季キャンプ中の選手らと久々の対面を果たした。中日時代の06年に左肘手術を経験した同投手は、同じく左肘にメスを入れた小笠原慎之介投手(19)に早期復帰へのアドバイスを送った。
中日から世界に羽ばたき、メジャー通算5年間で51勝37敗の左腕が、通称「ねずみ」と呼ばれる遊離軟骨の除去手術を1日に施した小笠原へ金言を送った。
「焦らずにしっかりと治すことが大事。筋トレなどもやりすぎは良くない。いろいろと勉強しながらリハビリやトレーニングを続け、万全の状態で球場に戻ってきた方が良い」
手術後は吉見らとともに強力投手陣の一角を占め10、11年のリーグ連覇に貢献。被打率が低く、最も安打を打ちにくい投手としても名をはせたチェンが伝えたかったことは(1)焦らない(2)自分の体を知る、の2点だった。
リハビリ期間中に焦りを抑えることは難しい。他選手がプレーする姿を見ればなおさらだ。そこで、チェンは自らの経験談を一例に挙げた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016110402000116.html