2016年11月06日
平田、ギリギリまで悩む
平田、ギリギリまで悩む
2016年11月3日 紙面から

晴れ間がのぞく空の下、ランニングからナゴヤ球場に戻った平田=ナゴヤ球場で(金田好弘撮影)
去就が注目される中日・平田良介外野手(28)が2日、国内フリーエージェント(FA)の宣言期間ギリギリまで結論を持ち越す可能性を示唆した。この日、球団と話し合いを行ったが、最終結論は持ち越し。平田は「何回か話し合いをするかもしれない」と語るなど、宣言期間の9日までで残り1週間、悩みに悩む心境を吐露した。
胸中は振り子のように揺れていた。この日、ナゴヤ球場で体を動かした平田は、報道陣に囲まれると、神妙な面持ちで口を開いた。「宣言するしないは、フィフティ、フィフティですね。話し合ってお互いに良い条件で決められれば…」。FA宣言か否か。どちらに転んでもおかしくない。野球人生をかけた決断を前に、悩める胸中を明かした。
宣言できる期間は9日まで。限られた時間の中で決断を下さなければならない。「まずは中日ドラゴンズと話しをして、FAするかしないか決めないといけない。この1週間の中で、何回か話し合いをするかもしれない。1回で終われば良いですけど。自分にとって(考える時間が)長いとか、短いとかは分からない」。この日も球団との残留交渉を行ったが、結論は持ち越し。期限ギリギリまで目いっぱい時間を使って熟考する可能性は大だ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201611/CK2016110302000104.html