2016年10月31日
又吉「肩の体力」強化
又吉「肩の体力」強化
2016年10月29日 紙面から

ブルペンで投球練習する又吉=北谷球場で(黒田淳一撮影)
肩の体力は、投げてつけるしかない。「チャンスは広がるに越したことはないので」。先発への挑戦も始めた又吉に足りないのは、球数をこなせるだけのスタミナ。秋季キャンプ3日目で初めて入ったブルペンで、大粒の汗を飛び散らせながら腕を振った。
今月上旬の秋季練習で森監督が方針を示し、24日の秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」で先発した。5イニングを投げられた一方で、3回から球速が急落。中継ぎでは150キロ超の直球が130キロ後半しか出ず「あれにはびっくりしました」と振り返る。
友利投手コーチも「まずは投げ込みのスタミナ。そしてペース配分が分かっていない。状況に応じてギアチェンジしていくのが先発だからね」と指摘。一にも二にも、投げる以外に解決策は見いだせない。
この日は午前中に変化球を交えながら83球。午後の個別練習の時間でも、防具を着けていないブルペン捕手を座らせて30球超を投げた。キャンプ期間中は「ブルペンの日数を増やして少ない球数を投げるんじゃなく、1回入ったら100球いくかいかないかくらい投げたい」と見通す。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201610/CK2016102902000109.html