2016年10月28日
3位・石垣、体重増やし150メートル弾
3位・石垣、体重増やし150メートル弾
2016年10月24日 紙面から

番組の中で「未来予想図」を掲げる石垣=名古屋市中区のCBCで(小沢徹撮影)
オレが竜の哲人になる! 中日からドラフト3位で指名された酒田南高・石垣雅海内野手(18)が23日、ヤクルトの2年連続トリプルスリー男、山田哲人内野手(24)のような三拍子そろったスーパースターになることを誓った。これに先立ち、CBCのドラゴンズ情報番組「サンデードラゴンズ」に、同5位の東邦高・藤嶋健人投手(18)と生出演した。
高校通算37発のスラッガーにとって、史上初の2年連続トリプルスリーを成し遂げたヤクルトの背番号1は特別な存在だった。テレビ生出演を終えて、山形への帰路に就く前の名古屋駅。わずかな時間でも、入学してからずっと動画で研究してきた憧れの選手への思いを口にした。
「体格が似ていて、外国人選手にもひけを取らないパワーを持っている。ホームランも打てて、打率も高い。走塁も守備もうまい。三拍子そろっている。理想ですね」
石垣と山田は共通点が多い。身長180センチ、右投げ右打ち。高校通算30発以上や、50メートル走で6秒を切る俊足も同じだ。外野手も経験した石垣は、3年生になって遊撃手として活躍した。大阪・履正社高時代の山田も3年時にコンバートされて遊撃を守った。そんな山田は、今や球界を代表するスーパースター。石垣にとっては似て非なる遠い存在だが、似ているだけでも大きな励みになっている。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201610/CK2016102402000114.html