2016年10月22日
大島、FA示唆
大島、FA示唆
2016年10月22日 紙面から

球団との2度目の交渉も決裂、ランニングで汗を流す大島=ナゴヤ球場で(小沢徹撮影)
中日・大島洋平外野手(30)が21日、国内フリーエージェント(FA)権の行使を示唆した。球団との2度目の交渉も決裂したことを明かし、その場で、球団側に他球団と交渉する意思があることを伝えたという。この日は、ナゴヤ球場でランニングなど軽めの調整をした。
2度目の交渉は大島の依頼で行われていた。条件は変わらず。あったのは西山球団代表からの「残ってほしい」という定型句。その場で大島が伝えたのは「他球団の話を聞いてみたいと思っています」。ナゴヤ球場で練習した背番号8が、交渉を振り返る。
「待っていても球団から(2度目の)話し合いの日時が伝えられなかったので、『いつなら大丈夫ですか?』と連絡しました。誠意を感じていないわけではありませんが、他球団と話し合ってみたい気持ちが大きくなったので、それは伝えました」
最初の交渉は9月26日。複数年契約を含めた条件を提示されたとみられるが、希望条件とは開きがあったようだ。今月10日には本紙の取材に「(宣言するか)五分五分です」と発言していた。
宣言解禁は日本シリーズが最短で終わった場合、27日(期間は日本シリーズ終了翌日から土、日、祝日を除く7日間)。2度目の交渉予定がなく、時間だけが過ぎる状況にさみしさを感じていた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201610/CK2016102202000114.html