2016年10月22日
井領、打率3割死守だ チームトップ2本塁打8打点
井領、打率3割死守だ チームトップ2本塁打8打点
2016年10月22日 紙面から

バント練習をする井領=はんぴドームで(鹿嶋直樹撮影)
中日・井領雅貴外野手(26)が、みやざきフェニックス・リーグ残り3試合で打率3割キープ宣言だ。21日は練習日で、宮崎市内の屋内施設「はんぴドーム」で行われ、打撃練習などで汗を流した。ここまで9試合に出場し、打率は溝脇に次いでチーム2位の3割(30打数9安打)。2本塁打、8打点はともにチームトップと猛アピールしている。
「何とか3割をキープしたいですね。打つ時にしっかり間が取れている。きのうは結果を出すことができたけど、継続していかないといけないです」
前日20日のロッテ戦(ひむか)では、8回に右腕・阿部の140キロ直球を捉え、右翼ネットに突き刺す満塁弾を放った。7回には先制適時二塁打を放っており、4打数3安打5打点の大暴れ。8日の韓国・ハンファ戦(日向)以来、2度目の猛打賞をマークした。
小笠原2軍監督は「次の試合が大事。落としても割れないくらいのものにしていかないと。いっぱいやることがあるし、走塁、守備もまだまだ。貪欲に取り組んでいってほしい」と手綱を緩めない。
「いまはいろいろ試せる時期なので、自分にあった形を探して、来年にうまくつなげられるようにしたい」と井領。3年目の来季に向け、高みを目指していく。 (鹿嶋直樹)
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201610/CK2016102202000112.html