2018年01月11日
小笠原、カーブで始動 新たな武器へ磨きをかける
小笠原、カーブで始動 新たな武器へ磨きをかける
2018年1月11日 紙面から

京田(左)が見る中、ブルペンで投げ込む小笠原=中日ドラゴンズ屋内練習場で(小沢徹撮影)
中日・小笠原慎之介投手(20)が10日、ナゴヤ球場の屋内練習場ブルペンで、年明け初めて捕手を座らせ、投球練習を再開した。投げた球はほとんどがカーブ。2018年シーズンへの新たな武器として、カーブ磨きに余念がない。
ブルペンで小笠原の球を受けたのは、後輩投手の藤嶋だった。小笠原自身が「いつも通り、傾斜に慣れるために投げただけ。15日に合同自主トレが始まるときには、捕手に座ってもらわないといけないので、その準備。低めに投げるよう、徐々に慣れていけば」。全力投球ではないが、藤嶋は立った姿勢から中腰、さらに座って球を受けた。
ナゴヤ球場で年明け初練習した4日、ブルペンで10球ほど立ち投げして、約2週間ぶりの傾斜を確認したが、それをさらに進めた格好だ。だが「慣らし」とはいえ、近くで見ていた京田も「ブレーキが利いている」とキレを認め、藤嶋がワンバウンドを捕り損ねて足に当てると、小笠原は「殺人カーブだ!」とニヤリ。「まだまだ確率を上げていかなければいけないけど、去年に比べれば手応えは感じてきている」と、好感触を口にした。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018011102000101.html