2017年12月16日
福田、こだわった10グラム軽量バット
福田、こだわった10グラム軽量バット
2017年12月16日 紙面から

バット職人の名和民夫さん(左)と談笑する松井佑(右)と福田=岐阜県養老町のミズノテクニクスで(金田好弘撮影)
10グラムの決意だ。中日・福田永将内野手(29)が15日、松井佑介外野手(30)とともに岐阜県養老町の「ミズノテクニクス」を訪問し、今季まで使っていたバットより約10グラム軽量化を依頼した。よりヘッドの重さを感じつつ、しならせて振る理想のスイングを求めた決断。今季まで使った相棒とてんびんにかけ、来季の本塁打量産につなげる。
わずかな違いが福田に大きな結果をもらたすかもしれない。さらなる高みを目指す和製大砲がイチローのバットも手掛ける名工・名和民夫さんに願い出た。
「極力、形は変えたくないです。少しだけ軽くしたいです」
2016年から使用するバットは重さ約920グラムで、長さは約85センチ。ヘッドに重心のある「トップバランス」だ。その年は自身初の2桁に乗せる10本塁打、17年はキャリアハイの18本塁打をマーク。遠心力が働き、球を捉える力が増した相棒を使いこなせてきた証拠だ。
手応えをつかむ中で気づいた。疲労のたまる夏場にバットを軽くする選手もいるが、福田は年間通して重さを変えなかった。「2年使って慣れてきたけど正直、ちょっと重いなと」。16、17年とグリップエンドから指1本分ほど短く持つことが多かった。長さと形は変えず、重さを10グラム軽い約910グラムに変更を決めた。今季まで使ったバットとともに試し、来季で使用するか判断していく。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201712/CK2017121602000106.html
2017年12月16日 紙面から

バット職人の名和民夫さん(左)と談笑する松井佑(右)と福田=岐阜県養老町のミズノテクニクスで(金田好弘撮影)
10グラムの決意だ。中日・福田永将内野手(29)が15日、松井佑介外野手(30)とともに岐阜県養老町の「ミズノテクニクス」を訪問し、今季まで使っていたバットより約10グラム軽量化を依頼した。よりヘッドの重さを感じつつ、しならせて振る理想のスイングを求めた決断。今季まで使った相棒とてんびんにかけ、来季の本塁打量産につなげる。
わずかな違いが福田に大きな結果をもらたすかもしれない。さらなる高みを目指す和製大砲がイチローのバットも手掛ける名工・名和民夫さんに願い出た。
「極力、形は変えたくないです。少しだけ軽くしたいです」
2016年から使用するバットは重さ約920グラムで、長さは約85センチ。ヘッドに重心のある「トップバランス」だ。その年は自身初の2桁に乗せる10本塁打、17年はキャリアハイの18本塁打をマーク。遠心力が働き、球を捉える力が増した相棒を使いこなせてきた証拠だ。
手応えをつかむ中で気づいた。疲労のたまる夏場にバットを軽くする選手もいるが、福田は年間通して重さを変えなかった。「2年使って慣れてきたけど正直、ちょっと重いなと」。16、17年とグリップエンドから指1本分ほど短く持つことが多かった。長さと形は変えず、重さを10グラム軽い約910グラムに変更を決めた。今季まで使ったバットとともに試し、来季で使用するか判断していく。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201712/CK2017121602000106.html