2018年01月05日
ディロン・ジー、竜メジャー51勝右腕 外国人補強ラストは大物
ディロン・ジー、竜メジャー51勝右腕 外国人補強ラストは大物
2018年1月5日 紙面から

中日と入団合意に達した前ツインズのディロン・ジー(ゲッティ・共同)
竜党にビッグなお年玉だ。中日は4日、米大リーグ・ツインズからフリーエージェント(FA)になっていたディロン・ジー投手(31)と入団合意に達したことを発表した。1年契約で推定年俸は1億2000万円プラス出来高払い。背番号は「60」に決まった。メジャー通算51勝の右腕は、メッツ時代の2014年に開幕投手を務めるなどシーズン2桁勝利を2度マーク。6年ぶりとなるAクラスへの使者として大きな期待がかかる。
新年早々のビッグサプライズだ。中日が大物助っ投の獲得に成功。ジーはメジャーで先発ローテの軸として活躍し、開幕投手を任されたこともある。実績、経験ともに申し分なし。まだ31歳。働き盛りのバリバリの右腕が竜に加わる。
白井オーナー、矢野球団社長、スポンサー企業の関係者などが出席した年賀式でのサプライズ発表。西山球団代表が「今季最後の補強。バリバリの大リーガーで、51勝を挙げ、実績のある投手」として挙げた名前がジーだった。
ジーはこの日、球団を通して「とてもワクワクしています。このような機会をいただき、とても感謝しています。個人的には日本の文化に触れることも楽しみの一つ。中日ドラゴンズの一員となり、勝利に貢献することが待ち遠しい」とコメントした。
米テキサス州出身の右腕は、10年にメッツでデビュー。翌年にはチーム最多の13勝と頭角を現すと、13年には32試合に先発して199イニングで12勝、防御率3・62とシーズンを通して安定した投球を見せ、14年には開幕投手も任された。昨季は主にロングリリーフで起用され、昨年11月にFAとなっていた。
直球系の平均球速は145キロ前後ながら、最大の武器であるチェンジアップとツーシームを主体として低めにボールを集めるスタイル。制球に苦しむタイプではなく、試合をつくる能力が高いことも日本向き。西山球団代表は「何年も追いかけていた選手の一人。久しぶりに実績のある投手。先発ローテで目立つような活躍を」とエースとして大きな期待を寄せた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010502000106.html
2018年01月05日
大野奨、新外国人投手サポート任せろ!! 竜応援番組収録
大野奨、新外国人投手サポート任せろ!! 竜応援番組収録
2018年1月5日 紙面から

ドラHOT+の収録で笑顔を見せる大野奨(左)と谷元=名古屋市東区の東海テレビで(布藤哲矢撮影)
新外国人のケアは俺に任せろ! 中日にフリーエージェント(FA)移籍した大野奨太捕手(30)が4日、この日獲得が発表されたディロン・ジー投手について「ニュースで知ったが、活躍してもらうことがチームのため。プライベートを含め一緒にいてあげて、少しでも不安を取ってやりたい」と、公私にわたるサポート役を買って出た。
日本ハム時代には、外国人投手から絶大な信頼を得ていた女房役。過去2年間で外国人投手が先発した54試合中、44試合で大野が先発マスクをかぶり、メンドーサが挙げた10勝のうち9勝が大野奨とのコンビだったのは、単に正捕手だったからではない。
元日本ハムのウルフやメンドーサとは2人きりでも食事に行く仲。「怒りっぽいマーティンのなだめ役だった」と、同僚だった谷元も証言する。無料通信アプリ「LINE(ライン)」も単語を調べながら英語でやりとり。そうした細やかな気遣いから、大野に受けてほしいという外国人投手が多かったという。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010502000104.html
2018年01月05日
大野雄、三振自分超え!! 15年154個が最多
大野雄、三振自分超え!! 15年154個が最多
2018年1月5日 紙面から

笑顔であいさつする大野雄=京都市内のホテルで(黒田淳一撮影)
中日・大野雄大投手(29)が4日、今季の奪三振数で「自分超え」を誓った。京都市内のホテルであった後援会の激励会に出席。「2015年の数を超えられるように頑張りたい」と、参加した145人を前に決意表明した。
昨季までの奪三振数は15年の154個が最多だった。三振の数が増えれば自身、そしてチームの勝利に結び付く。そのためにも今オフは持ち味でもある直球を磨いている。「自分の良いところは真っすぐ。磨けば磨くほど良くなる。真っすぐと分かっていても打てない球が理想」。昨季は24試合で7勝8敗、防御率4・02と納得いく数字ではなかった。先発ローテの軸として戦うためにも直球で押すスタイルにこだわる。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010502000103.html
2018年01月05日
白井オーナー厳命「何が何でもAクラス確保」
白井オーナー厳命「何が何でもAクラス確保」
2018年1月5日 紙面から

年賀式であいさつする白井文吾オーナー=中日パレスで(布藤哲矢撮影)
冬の時代に終止符を-。年賀式であいさつした白井オーナーが、森監督にBクラス脱出を厳命した。「何がなんでもAクラスを確保し、その上で優勝を狙いたい」。目指すのは6年ぶりのCS進出。就任2年目の指揮官に対する期待についても、「作戦(采配)だな。試合に勝つことに全精力を尽くすのが監督の仕事」と強く求めた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010502000105.html
2018年01月05日
岡田、復帰へ「競争」より「慎重」 笑顔の始動「左手良くなっている」
岡田、復帰へ「競争」より「慎重」 笑顔の始動「左手良くなっている」
2018年1月5日 紙面から

新年初練習!ブルペンで投球する岡田=中日ドラゴンズ屋内練習場で(金田好弘撮影)
中日・岡田俊哉投手(26)が4日、ナゴヤ球場での新年初練習を行った。左手血行障害の手術から復帰を目指す左腕は、キャンプインまで「慎重」をテーマに体を動かしていく。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010502000102.html
2018年01月05日
<竜盛再び>第3章 新時代を生きるヒント(4) 巨人も努力と工夫
<竜盛再び>第3章 新時代を生きるヒント(4) 巨人も努力と工夫
2018年1月5日 紙面から

試合後、グラウンドでファンとタッチを交わす巨人・阿部=東京ドームで
5年連続Bクラスからの脱出、地域に根付いたチームづくり…。多くの課題を抱えながらドラゴンズの2018年がスタートした。1936年に我が国3番目のプロ野球球団として産声をあげ83年目。老舗球団といえど、歴史と伝統にあぐらをかいていられる時代ではもうない。それを実感しているのは、球界の盟主を名乗ってきた巨人も同じだ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010502000101.html
2018年01月04日
周平、OP戦チーム三冠宣言 俊足堅守の荒木&亀沢に打ち勝つ
周平、OP戦チーム三冠宣言 俊足堅守の荒木&亀沢に打ち勝つ
2018年1月4日 紙面から

訪れたファンにサイン色紙を手渡す高橋(右)=名古屋市東区のイオンモールナゴヤドーム前で(布藤哲矢撮影)
中日の高橋周平内野手(23)が3日、オープン戦の目標を「チームの三冠王」に定めた。荒木、亀沢らとの二塁の定位置争いへ向け、「打撃で勝つしかない」と決意表明。全力アピールで開幕スタメンを狙う。この日は名古屋市東区のイオンモールナゴヤドーム前店で行われたトークショーに参加した。
バット一本でのし上がる。勝負の7年目へ向けた高橋の決意表明だった。「今年はオープン戦から勝負。チームで誰よりも打つ。打率も本塁打も打点も」。開幕前の試運転期間のチーム三冠王に照準を定めた。
今季は昨秋から挑戦する二塁のポジションで開幕スタメンを狙う。競うのは荒木、亀沢といった俊足、堅守の選手たち。ライバルたちから一つしかない椅子を奪うためには、「打つしかないですよね」と即答。自分の武器を前面に押し出していく。
高橋にとってオープン戦は苦い思い出ばかりだ。6年間の通算打率は1割5分2厘。昨年は6打席立ったが1本も安打を打てず、長い不振に陥った。フォームを固め切れずに実戦で崩される悪循環を繰り返してきた。
だが今年は自分自身に違いを感じている。「ようやく打撃コーチの方々が言うことを理解できるようになってきた。言葉は違っても、同じことを伝えてくれていた」。6年積み重ねた中で養った理解力。秋季練習、秋季キャンプでは悩む時間が格段に減ったという。さらに森野打撃コーチ、石井打撃コーチのサポートも心強い。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010402000088.html
2018年01月04日
大島厳命、翔太+小笠原で貯金10 無駄な四球減らせば夢の数字じゃない
大島厳命、翔太+小笠原で貯金10 無駄な四球減らせば夢の数字じゃない
2018年1月4日 紙面から

トークショーで場内を盛り上げる(左から)大島、鈴木翔、小笠原=名古屋市内のホテルで(小沢徹撮影)
先輩から後輩へ新年のお願いだ。中日・大島洋平外野手(32)が3日、名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で鈴木翔太(22)、小笠原慎之介(20)両投手とトークショーに登場。大島から2人の竜投に今季合わせて「貯金10」をリクエストした。
期待の表れだ。隣に座る若き2人の両腕へ、大島が今季の要望を伝えた。「2人で貯金10ぐらいはつくってほしい。もちろん、10以上でもいい。1つでも多く貯金をつくってもらえれば、他の投手も楽になる」。素質を認めているからこそのエールだった。
ドラ1コンビはつぼみから少しずつ花を咲かせようとしている。昨季の鈴木翔はプロ初勝利を含む5勝を挙げたが、5敗も喫して貯金をつくれなかった。小笠原もプロ初完投など素質の高さを見せつけながら5勝8敗と負け越した。
なぜ貯金ができないのか。マウンドのはるか後ろで守る大島は2人の共通点を見抜いた。「無駄な四球が多い時は良くない。守っている方もリズムがある。バットに当たらないとスタートが切れない」。ドラ1コンビの四球を見ると、小笠原がチーム最多の53、鈴木翔は同4位の42を与えた。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010402000091.html
2018年01月04日
岩瀬、18年は「チェンパ」で勝負 新球=チェンジアップ+パーム
岩瀬、18年は「チェンパ」で勝負 新球=チェンジアップ+パーム
2018年1月4日 紙面から

トークショーで児童らに投球のアドバイスをする岩瀬=蒲郡ボートで(小沢徹撮影)
中日・岩瀬仁紀投手(43)が3日、愛知・蒲郡ボートでトークショーを開き「今試している新しい球が今年の運命を握る」と、新球挑戦への覚悟を語った。
今オフ、チェンジアップの習得をテーマに掲げ、若松ら若手にも握りを聞き「いくつか試していた中から一つに絞れて、形になってきた。抜けずに、いい感じに落ちる球」と手応えを語った。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010402000087.html
2018年01月04日
遠藤、活躍の秘訣盗む 5日からともに「大島塾」トレ
遠藤、活躍の秘訣盗む 5日からともに「大島塾」トレ
2018年1月4日 紙面から

マシン打撃をする遠藤=中日ドラゴンズ屋内練習場で
中日の遠藤一星外野手(28)が3日、ナゴヤ球場で始動した。5日から大島との自主トレに参加する4年目外野手は竜不動の中堅手を徹底的に観察し、丸裸にする考えを明かした。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201801/CK2018010402000086.html